2014/07/04

渇き。 ★★★ 



















品行方正だった娘・加奈子(小松菜奈)が
部屋に何もかもを残したまま姿を消したと元妻から聞かされ、
その行方を追い掛けることにした元刑事で父親の藤島昭和(役所広司)。
自身の性格や言動で家族をバラバラにした彼は、
そうした過去には目もくれずに自分が思い描く家族像を取り戻そうと
躍起になって娘の足取りを調べていく。
交友関係や行動を丹念にたどるに従って浮き上がる、
加奈子の知られざる素顔に驚きを覚える藤島。
やがて、ある手掛かりをつかむが、それと同時に思わぬ事件に直面することになる。


優等生の美人で皆の憧れの娘。が
友人をシャブ漬けにしきもいおっさん相手に売りやらせて(男女とも)
人間として機能しなくなるまでにしちゃうって
娘がバケモノというか悪魔だったってことですかな

お話自体は残虐バイオレンスシーンが多くてね~

役所さんはイイ!個人的に好きだし汚れ役も難なくこなすし
ハリウッドもKWよりか役所さん使えば良いのにー!
顔と身体のバランス昭和だけど。。。w
その他脇を固める役者も大物ぞろいでオダジョー、ブッキーもよかたよ。



中島哲也監督の作品は嫌いじゃないのでというか割と好きなほう。
「告白」はよかった。から今回も観に行った。
あの原作をこのような映像で作るのだ~!斬新!!って当時は感心した。
今回も小説をどのように斬新に仕上げたのか確認も含め今度読んでみるが、
以前、東野圭吾の「流星の絆」をドラマで想像も出来ない程斬新な映像を作り上げていて
あれをここまでに膨らませるって脚本スゲー演出スゲー!!!って感動したんだっけな。

これも中島監督のカラーで作られているが、
残酷で残虐でグロくてバイオレンスな作品なのにそれをポップな音楽とアニメも絡め
明るく仕上げてる。
そこに関してはわたしは嫌いじゃないしいいのだが、この演出って好き嫌い分かれるよね~

芸術って好みの問題だから正解ないし、自分と似た感性の人と話せば盛り上がるし
逆だと揉めそう


最後に
この映画学生¥1000のR15+だけど
わたしが親ならR18+にしてほしいかなぁ。。
最近の子どもって平気なんだろうかこんなの観ても。

ワタクシはスプラッターもバイオレンスも観慣れてるからいいけど
バトルロワイアルとたけしの映画が大好きな子どもならいいが
免疫ない子どもに¥1000で見せますってどうかな。。







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