2013/07/24

「余命3カ月」のウソ 近藤誠 ★★★★


余命宣告の多くは、患者を治療に追い込むための〝脅し〟だった!

歩いて通院できるほど体力のある人間が、ある日突然
「余命3ヵ月」と診断され、
手術や抗がん剤治療の挙句、
本当にあっけなくしんでしまう――
このような悲劇を身の周りでも見聞きされていないだろうか。
実は、余命宣告の多くはいいかげんである。
治療が命綱の医者にとって、余命は短く言うほど「うまみ」が増すのだ。
余命を告知される病気としては、圧倒的に「がん」が多い。
がんの本質に迫り、余命宣告のウソを暴くことで、患者本位の治療を提言する。



書店で平置きされており、帯の文句が気になりパラパラめくると
なんか気になるー!と購入したのだが
日本のがん医療を根底から覆すようなことばかり
目から鱗。



中村勘三郎が入院前日までゴルフしビール呑んでいたのを
ドキュメンタリーで見ていたワタシですら
あっという間に亡くなったのには驚いてたところ
勘三郎はギリギリまで本当にこの治療法でいいのだろうかと迷っていたらしい。
手術しなければ新歌舞伎座のこけら落としの舞台立てたのかもな。。。

世の中のがんと言われている大多数が
「がんもどき」
だという。

本当のがんは今の医療ではやはり治せないらしい。
しかしがんと上手く付き合っていけばいいのだ。
がんはさほど痛くはないらしい
がんと闘うのでなくどう生きるか
緩和ケアのが大事

痛かったり、後遺症、合併症、副作用全てがん治療のことだったのだ

抗がん剤の毒性、がん検診の無意味、抗がん剤はもうかる、
外科医はやっぱり切りたがり、実は原発事故より怖い医療被曝。

このセンセイは30年以上血液検査もしていないらしい

勿論全てを鵜呑みにするわけではないが
実にワタシが勝手に思っていたこととこのセンセイが書いてることが
似ていたのだ。

もともとがん検診に懐疑的であり
乳がんは誤診が多いとも聞いたことあったので
乳がん検診など一度も診けたことないワタシ。
乳がんがんもどきが多いらしいよ

これを読むと健康診断すら行きたくなくなるかも。。


医療は宗教や教育と同じ恫喝産業と言い放つあたり
このセンセイ医療界の異端児なのだろうな



この人の他の著書も気になってきた









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